理想の恋愛関係
優斗君が本音を語ってくれた日以来、私達の距離はどんどん縮まり、もう二人でいるのが自然になっていた。


本当の恋人同士だって自信を持って言えるようになっていた。


平日はお互い仕事を頑張って、週末は一緒に過ごして。


怖い位順調に、付き合いは進んでいた。


優斗君のお母さんも、最近は少しだけ明るくなって、私は強引に外に連れ出したりもしていた。


と、言っても優斗君の家の庭だけど。


綺麗な花壇を作って、賑やかな楽しい庭にしたらお母さんもそれなりに関心を持ったようだった。


優斗君の話では、私が居ない時も一人で世話をしているらしい。


そう話す優斗君は少し嬉しそうで、それを見て私も幸せな気持ちになった。
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