【完】★☆恋愛パスポート☆★
そして、いよいよ明日、2回目の恋愛パスポートの消費期限日となった。

私は、またもやのんきにせんべいを食べてるおばあちゃんに確認をした。


「おばあちゃん、明日の夕方5時返却でいいよね?」

「よいしょ、もうそんな月日が経ったか・・・」

そう言ってまたおばあちゃんは、鞄から、大きなファイルを取り出し

「上杉奈々」のページを確認しているようだった。

「ああ、明日の5時だよ。約束は守るんだよ。」

「うん、わかったよ。おばあちゃん・・・・」




そして、私は明日猛と海へ行くために、着替えも準備しておいた。


いよいよ明日、胸がキュンとなった。


これから、何が起こるか、私は何も知らずに、ただ楽しみにしていた・・・・・
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