【完】★☆恋愛パスポート☆★
外へ出るとあまりにもまぶしい太陽に私は目を細めた。

そして、後ろを振り向き、自分の育った家をよく眺めた。

「バイバイ、みんな」そう呟いた。

私の髪が程よく風に揺られ気持ちがいい。


私は一歩一歩噛みしめるように、駅へ向かった。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



駅へ到着すると、猛がすでに待っていた。15分も早く来たのに・・・

「おはよう、奈々。」

「おはよう、猛、これからよろしくね。」

「こちらこそだよ。嬉しいな・・・行こうか?」

「うん。」

そう言って私たちは誰も知らない土地へ向かった。



しばらくすると、猛は言った。

「奈々、何か飲みたくないか・・・・」

「あっ、うん。」

「何がいい?買ってくるよ・・・」

「うん、じゃあレモンティー」

「了解。」

そう言って猛はコンビニで車を止めた。











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