【完】★☆恋愛パスポート☆★
そんな生活が落ち着いて来た頃、

私は和真に呼び出された。

待ち合わせは、駅前のカフェ・・・・想い出の場所だ。


「奈々、久しぶり。」和真が言った。


「うん、元気だった?」


「だいぶ元気になったみたいだね。よかった。」


和真はあの事件以後、ずっと私を守ってくれていた。


ただ私の意志で、しばらく距離を取っていたのだ。










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