【完】★☆恋愛パスポート☆★
そして私たちはそのまま帰宅した。



消費期限まであと13日、想い出の品になるのかな?

和真、喜んでくれるかな?

すると「ピンポーン」



「奈々、和真君よ。」お母さんが大きな声で私を呼んだ。


「えっ・・・」私はびっくりして、階段を駆け降りた。


「どうしたの?」

「まずかった?なんか1人で帰るのが久しぶり過ぎて、

急にお前の顔が見たくなったんだ・・・・」

私は恥ずかしくて、顔が真っ赤になった。


「それから、これ・・・・」和真の手のひらには、クマのマスコットが乗っていた。

「えっ、どこにあったの?部室の奥のダンボールの中に落ちてた。

だれかのイタズラじゃないか・・・・」

「よかった。奈優には連絡した?」

「いや、まだ・・・じゃあ私がしておくから・・・ありがとう。」




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