ねぇ…先生?
「…そっか」
「…?」
変な先生。
何が言いたいのかさっぱりわかんない。
ま、いいや。
教室着いたし。
教卓に教材を置くと私は自分の席に戻った。
昼休みになると輝がクラスまで来た。
「お弁当一緒に食べよ」
「分かった!」
私もお弁当を持ち、中庭に向かった。
こんな関係、いつまで続くかしら。
いつも通り、すぐ終わるんだろうけど。
校舎を見ると、先生が目に入った。
…なんでこっちを見てるの?
多分私を目につけてる。
軽い女だから見張ってなきゃって。
…先生も所詮先生ね。
馬鹿馬鹿しい。