君のお隣



「‥へぇ‥庇うんだ‥」



俺には相澤がそう呟いたのが聞こえなかった。




俺は気分が悪くなり、立ち上がって屋上を出た。



相澤はそんな俺に何も言わず、弁当を片付けていた。



「‥あ~眠い‥」


今日は午前中ちゃんと授業を受けてたから飯食ったら眠くなってきた‥



欠伸をしながらフラフラ適当に歩いてると授業が始まるチャイムが鳴った。



あ、そう言えば次移動だったかも。



俺はそんな事を思いながら、教科書も持たずに移動教室に向かった。


< 120 / 176 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop