君のお隣



「そろそろ帰るか。‥送るよ」



「うん、ありがとう」



私達は席を立ちお店を出た。



駅に向かって歩いていたら梅川くんがジュースを買いたいって言ったから自動販売機に立ち寄った。



「さっきジュース頼まなかったから喉渇いちゃってさ」



「あは、ずっと喉かわいてたのー?」


さっき飲めばよかったのにっ

なんか梅川くんって、ちょっと抜けてる?

私はそう思いながら笑っていた。



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