秘密の恋を始めよう


「分かったかな?」



「あぁ…うん」



「他に解らない所ある?」



「…先生がなんで高柳と付き合ってるか」



高柳とは私の彼の事。



「大河君、高柳じゃなく高柳先生でしょ?」



「あんな奴、先生なんて呼びたくない」



プイッとそっぽを向く大河君を部屋に残し、私はキッチンへ移動した。






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