Last Mission
過酷ともいえる黒凪の能力テストを奇跡的に乗り越えた私
黒凪の一員となってから、
早くも3日が経とうとしていた。
だけど私はというと、相変わらず部屋からは出ず毎日剣の素振りに明け暮れていた。
そこへ…
-ピロリロリロリン♪
「…。」
いつもの時間、いつも通り鳴るメールの受信音。
相手は…見なくてもわかる
一澤だ。
3日前に部屋を追い出してしまってから、飽きもせずに一澤は私にこうしてメールを送ってくる。