紅 × 蒼
2






2人少女が黒の中にいる。




あれは・・・幼い頃の私と紅。




「ぐっ・・・もう、こんなの・・やだよ。」



「大丈夫、紅が守ってあげる。 だから、安心して。」




そういえば、私泣いてばっかりだった。


そんな時いつも紅が側にいた。





強がってた紅だけど、






紅もひっそり泣いていたんだ。




< 27 / 34 >

この作品をシェア

pagetop