放課後のキス、恋の始まり。


久世くんは“興味無い”とでも言いたげな表情をしている。




私はそんな賑やかな席の隣に腰を下ろした。



すると―――……



「おはよ、雪花」



そんな声が降ってきた。



その声の持ち主は、昨日まで挨拶すらしたことが無かった隣の席の男子、久世くんだった。



なんで、急に挨拶……!?



それに――――


雪花って。



何で!?


何で名前で呼ぶの!?


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