和久井さん、さんじょー

“梶和泉”“蘭藤水紀”





はぁ、学校についた…


「制服じゃないけど入っていいのかなぁ?」


想が不安そうに言う


「大丈夫よ、私が許すわ」


…やっぱり杏樹は心強い


「キャァ、皆様が私服だわ!」


「静様、可愛いっ」


「浬様…素敵!」


女子軍が両手揃えて拝んでる。

「杏樹様っ!こっち向いて」


「うぉ、小鳥さんだ!やっぱ綺麗だな…」


やはり杏樹は男女ともに人気。


そんな人気な杏樹は平然としてる。

…きっといつも通りなんだな。



「キャァ、和泉様が…、」


彼女達も、梶くんの異変に気付き、ザワザワと騒ぎ始めた。


「おい、おめぇら静かにしろ!!こいつは体調がわりぃんだ、だから黙ってろ」



…しおん怖い。
、なのに…


「キャァ、しおん様っカッコイイ!」


「東雲さんがいうなら従わなきゃな。」



しおんの威力ハンパねぇ


あ、言葉が戻ってきた…



「らいらいらい、大変な事が起こってるようじゃのう」


そこに現れたのは、和服姿の美人女性。
年齢は…20代前半くらいかな
とにかく若いし綺麗


「お母様…。」

そう呟いたのは、杏樹。

杏樹のお母様!?
…明らか若いよね、


「のうのう、そちは梶和泉、かね?一体どうしたのだ。約束しただろう、杏樹よ。」


約束…、?


「申し訳ありません。梶和泉がどうしてもラボへ行かないというので、ひとまず生徒会室に…」


「梶和泉に危険が迫ったらわらわが怒られるのじゃ、わかっておるのじゃろ…?杏樹よ。それともわざとかの?」


「そんなわけないじゃない。ちがいます、お母様。」


「まぁよいよい、わらわがラボに緊急救助を呼ぶ、それまで梶和泉を捕まえておくのじゃ、」


「了解致しました。」


まったく会話の内容が理解できない


「おお、そうじゃった」
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