好きって言うまで離さねぇ。
さっき、昼食の時も来た場所だ。
「何で俺のとこに来ないで、橘と喋ってんの」
………へ?
「だ、だって……冬哉、囲まれてたから」
……私だって行こうとしたもん。
心の中で言っても意味ないけど。
「俺は侑梨のために1位を取ったの。分かる?」
冬哉の片手で両頬を挟まれる。
喋れないので、必死にコクコクと頷く。
「侑梨に祝ってもらわないと意味がない」
冬哉はそう言って私の頬から手を離した。