オオカミとお姫様


「結婚か…」

親父がそんなこと言ってくるとは思ってもみなかった。
あの人のことだ、無理やりにでも詩音と俺を遠ざけるんだと思ってた。
まさかの逆パターンっていう…

「まぁ、チャラになったんだし結果オーライってことで」

独り言を呟いて家に帰った。
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