私の彼氏様はおにいちゃん♪
☆1章☆

…兄妹?



ガチャッ


「ただいまぁ!」


家につき玄関に入ると、知らない靴が並んでいた。

しかも大きい。

…男物?


ガチャッ


「お母さん誰か来て…」


リビングのドアを開け話しかけた言葉が、止まってしまった。



えっ?


「りんっおかえりっ!」


そう言ってお母さんが抱きついてきた。


えっえっ?


その目の先にある光景が信じられなくて、お母さんが抱きついてきたことにリアクションが取れなかった。


まぁいつもこんなお母さんだけど。


< 1 / 10 >

この作品をシェア

pagetop