貴方の為に流した血


「お前が想ってくれるなら、満足だ」


切なく笑う、キルト。
こんな顔初めて見る。


「…キルト…こんな私でごめんなさいっ…」


まだ、私は禁忌を犯せるほど強くないから…


「いい、想ってくれるだけで十分だ」


「ありが…と」



こんなに胸が苦しいのは初めてかもしれない。










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