―Last message―


ここで彩華の足が止まった。



ある思いが彩華の胸をよぎる。



まさか、アーシャなの・・・?



レイノはその場に立ち止まってしまった


彩華の手を離し、背中をぐいっと押した。



レイノの顔を見ると、


いたずらっ子のように笑って頷いていた。



ありがとう。



そっとレイノの耳元でそう言って


彩華は駆け出した。



どうしてこんなにもアーシャに


会いたいのか、自分でもよく


わからない。



それでも彩華はとにかく


アーシャに会いたいのだ。


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