無愛想な彼に恋しました

さくら先輩と輝君



「ぅ……んっ…」


薄らと目を開けると、そこには広い天井が広がっていた。


「あれ、私……?」


どうしたんだろう?


確か変な事を考えて、風に当ろうとしていたんだけど……。


記憶があいまいで、良く思い出せない。


意識だ徐々にはっきりとしてくると同時に、私の手に感じられる温かさに気付いた。


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