無愛想な彼に恋しました


サラッと私の指を通り抜ける輝君の髪。


「ごめんね…。あんなこと言うつもりはなかったの…」


自分が子供すぎて、笑える。


嫉妬なんて醜い感情を抱いてしまう、私は子供…。



「わかってる」


「え…?」


気付けば、輝君が目を覚ましていた。


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