【あなたと私で創るものがたり】
 反省するようにぺこぺこ頭を下げる幽霊に私はどうにも腹立たしくなった。

 事故で死んだことには同情するけどね?

「あんたね、童貞捨てたくて犯罪まがいのことしてんじゃないわよ童貞が!」

 童貞と言われたことがかなりのショックだったのか、幽霊は年甲斐もなく泣き出した。

 泣かそうとしてた奴が泣くなんてあり得ない。

 泣きたいのはこっちだったのよ。

「あんたいい大人でしょ。なに? 幽霊だって? ふざけるとまた殴り飛ばすよ」

 相当な怯えように私は鼻で笑って呆れた。

 こんな情けない奴を今まで怖がっていた自分が馬鹿みたいに思えたからだ。

 しかしこれで解ったことは、気合いで幽霊だって殴れるということだ。

「意外と簡単じゃん」

 だめ押しに殴り倒した。





 完


2015/08/31 完結



え? エロさが足りないって?
ちょっとエッチだからね!
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