君に逢いたくて~最後の手紙~
そして放課後になり、
みんなそれぞれ帰って行く。


私たちもみんなで帰った。


「今日は2人で帰らなくていいの?」


「うん。たまにはみんなで
帰るのもいいかな?と思って」


「そっかー!」


仲良く前を歩く男子3人を
見ながら、美夏とヒソヒソと
話をする。


なんか、こういうのいいな!


青春って感じ・・・。


「美夏はもう、隼人君と
ヤったの?」


「ゴホッ、ゴホゴホ…」


美夏、急になんてこと聞くの?


びっくりしてむせちゃったじゃん!


「ちょ!大丈夫?」



「うん、ごめん」


…はあ、本当にびっくりした。


「で?ヤったの?」


「なんでそんなこと聞くの?」


…ほんとにもう!!


「気になるじゃん!」


「だからって…」


「あたしはヤったよ?」


…えー!?


「なんでそういうこと普通に
言えるの!?」


「だって、あたしら友達じゃん?」
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