約束
愛してる


いつものようにまた一日が始まりそして静かに終わっていく。
そういつもと変わらない一日になるはずだった。
2011年3月11日東日本大震災。
歴史的な大地震・・・・
そして・・・
二次災害・・・・
津波・・・・
多くの人が亡くなった。
そう。
彼もまた犠牲者の一人である。
私の愛した人の・・・・
愛している人の・・・・
命日である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・

「もしもし?宇宙だよ??」
私は高校2年生。幼馴染のしゅうちゃんと電話をしていた。
しゅうちゃんは福島に住んでいる。
私は長野に住んでいる。
しゅちゃんは高1の時に福島にお父さんの仕事で引っ越した。
だから最近は電話だけで会えていない。
私はしゅうちゃんのことが・・・・好きだ。
だから会いたい。
「しゅちゃん??」
「あ??なんだよ?」
「あのね・・・私さ・・・・」
「うん?」
「しゅちゃんのこと・・・」
そういいかけたときしゅたんが私の言葉をさえぎった。
「だーーーーー!!!」
「ええ??」
「俺が言うから!!」
しゅうちゃん??私が言おうとしたこと・・・
わかったの・・・??
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