イケメンダンシにご注意を。


あ、目が合っちゃった…
これはとりあえず笑顔で…!

ニッコリ

すると神崎君も少し戸惑いながらも
笑顔を返してくれた。

笑顔もカッコイイ!!

「もしかして、咲って
神崎君が好みなの?」

ハッ!!
我に返りとっさに食べていたお弁当に
視線を移した。
馬鹿!何してんだ咲!


「ふぇ!?ち、違うけど〜?」

私ってわかりやすいなー
思いっきり声裏返ってるじゃん…


「神崎君の情報はあんま聞かないからなー
咲のために集めてみますか♪」

私の言葉聞いてたのか…?
しかもなんでそんなに楽しそうなの!?
情報集めるってどうやって…

あ、千香は顔が広いからすぐ集まるわ…
数週間でよくそんなに友達が出来るなぁ。


「じゃあさ、今度ある宿泊学習で
一緒の班になろって誘おうよ!
アタシも渡辺君となりたいしねっ」


千香、張り切りすぎでは…?



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