【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~




そんなとき、いつも家に来てくれて、私
を慰めてくれるのは、幼なじみの、市原
和馬君だった。



『僕がいるから、もう寂しく無いでしょ
?』



天使みたいな笑顔で、そう言いながら、
いつも私に構ってくれた。



和馬君―――……。

会いたいよ、和馬君……。








「ん……」



「あ、起きた」



「……―――」



ふと目が覚めると、いつもの光景。つま
り勿論私の部屋。



……の、筈なのに。



「おーい。大丈夫かぁー?」






< 34 / 426 >

この作品をシェア

pagetop