。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅳ・*・。。*・。
またも少しの間沈黙があった。
長いようで短い―――
刹那なようで永遠とも感じ取れた。
朔羅―――
ほんまにどないしたん
響輔
頼むから
無事で居ってくれ
心の中で必死に祈りながら、次の瞬間、
『ちっ。しぶといヤツだぜ。まだ動けるとはな』
低い朔羅の声が聞こえてきて
「朔羅!やめろっ!!
響輔に何もするんじゃねぇ!!」
俺が怒鳴り返しても無情にもまた通話は切られた。
「くそっ!」
俺は膝を打って、大きく舌打ちするとタクシードライバーが怪訝そうに俺を振り返った。