裏切りの恋
 
「おねがい……
 あたしを明でいっぱいにして……」

「……っ…夕菜……」


口づけられる唇。

抱きしめられる体。


全てはあたしがずっと愛してきたもの。


怖くない。

汚くない。


だってあたしも
明のことが好きだから……。



「明……あきらっ……」

「夕菜っ……」



無我夢中で呼ぶ名前。

そうしないと錯覚してしまいそう。



あたしを抱いているのは……


裕翔だと………。



もう……心を殺してしまいたい……。
 
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