『ピュアに恋して』~秘密な関係~ドリーマー
「俺の家にくればいい」


「若先生の?」

若先生の家には

大先生や大先生の奥様もいる。


そんなところに
お世話になるなんて

気がひけるし

第一

気が休まらない。



「やめときます。
せっかくですけど……」



「なんで。
どうせ、将来住む事に
なるんだし。

それが少し早まっただけじゃん」


若先生は、
香奈の近くに来て

椅子に座っている香奈の目の前にしゃがんで
香奈の手を握った。


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