湖都子のポエム

告白

不可能を可能に変えた
変えられない運命?
そんなの、信じない

誰から好きだって言われよーが
俺には、意味がない
お前以外、意味がない
ずっとずっと好きだったんだ
答えを待ってる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
放課後…
愛梨を見つけた拓
愛梨の腕をとり、歩き始めた

わけがわからないまま、つれていかれる愛梨
河原に、2人で座って

「どういうつもり?」
答えられず、うつむく愛梨

「何で、昼こなかった?」
「クラスの友達と一緒に食べたから」
「そうか…」
何を言いたいの?

「一緒にいるのバレたら、大変だから
話が終わったなら、帰るね」
と、立ち上がる愛梨

「バレたら大変って、なんで?」
「彼女にバレたら、困るでしょ?」
「彼女なんて、いないけど…」
「可愛い子と歩いてたって…」
「は?それか彼女なのか?」
「えっ、違うの?」
「お前、彼女なのか?」
「えっ、違うよ」
「一緒に歩いてたの、お前だろ…」
「えっ、私?可愛くないから、違うよ」
勘違いしてただけなのか?

「お前以外と歩いてないから…
いつもと髪型違って、かわいかった」

「愛梨、好きだよ
初めて会ったときから、ずっと好きだよ
友達としてじゃなく、ずっと好きだったよ」

思わず…告白してしまった拓




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