湖都子のポエム

噂に振り回されて…

好きだから、不安になる
過去の男…
まだ忘れられないのか？
キミの笑顔が見たい

俺じゃダメなの…か？
俺に…しろよ

俺がそばにいるから
泣かさないから

キミの気持ちが
俺だけにむくように
これから、もっと頑張るから

今度はまた違う噂…
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新学期が始まり
学校で愛里に会えると思ってたけど
科が違うから、なかなか会えない
イライラする勇気

そして、拓のことやマツのことが気になる
拓とは、デビューのために別れて
マツとは、ひどい別れだったみたい
噂でしか知らないけど
二人に嫉妬してる自分に気づく
なんであいつらよりも早く出会わなかったんだ

人気のある蓮も、愛里が好きだから
気になってしかたがない
もう会ってないみたいだけど

今度は、また新しい男…
新入生で入学式で挨拶した男と噂になってた
朝、一緒にきたって
気になってしかたがない

昼休みにジュースを買ってる愛里
「あのさ、ちよっと話があるんだけど…」
愛里に話しかけて
屋上に連れていった
他に人がいたけど、ちょっと離れたところで
「噂で聞いたんだけど…」
一緒にきたってヤツのことを聞いてみた
「家が隣で、たまたま一緒になって、一緒にきただけなんだけど、すごい噂になってて」
勇気「そっかー、幼なじみ？」
愛里「そんな感じかな」
勇気「あの子人気あるみたいだから、噂になったのかな？」
愛里「中学の時も、人気あったし…」
勇気「愛ちゃんも、好きだったの？」
愛里「好きな人がいたから」
勇気「そうなんだ」
愛里「でも、彼女ができちゃって、ふられちやったんですよ…」
勇気「ごめん、なんか悪いこと聞いたかな？」
愛里「もう終わったことだから」
勇気「また噂にならないように気をつけたほうがいいんじゃない？」
愛里「たまたま会っただけだから、大丈夫ですよ、心配してくれてありがとう」
微笑む愛里
やっぱり笑顔がかわいい
勇気「勝手に心配しただけだから」
ただの幼なじみで、安心する勇気