湖都子のポエム

噂でもいいから…


二人で一緒に過ごす時間
この瞬間
やっと手に入れた
この幸せをかみしめる
今を楽しむ

たとえお前が誰を好きでも
お前が大事なんだ

たとえ、今…
他に好きなヤツがいても
先のことなんてわからない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彼のふり…って、わかってるけど
まだ夢みたい
朝、携帯がなった
こんな早くに誰だよ…

「ハルくん、おはよー♪まだ寝てるかな?今日からよろしく」
愛里からのメールだった
朝って苦手だけど、愛里からのメールなら…
全然嫌じゃなかった
春人「おはよー、今…起きたよ」
愛里「起こしちゃった?ごめんね」
春人「気にすることないよ、今日は何時に終わる?」
愛里「3時半くらいかな?」
春人「そっかー」
愛里「もう学校行く時間になったから、行ってきます、またメールするね」
春人「勉強頑張ってこいよ、返事はいらないから」
本当につきあってるのかと、誤解しそうになる


校門で愛里を待つ
なんか騒がれてるけど気にしない
やっと、愛里が友達とやってきた
春人「愛里」彼っぽく呼んで
愛里「ハルくん、どうしたの?」
春人「サプライズ♪びっくりした?」
愛里「びっくりしたよー、友達と帰るとこなんだけと…」
春人「急にきちゃったからなー、ごめんね、愛里借りるよ」
愛里「急に彼が迎えにきちゃったからごめん」
春人「愛里、手…」
恋人繋ぎをして、歩きはじめる
愛里「ねー、急にどうしたの?」
春人「この方が、効果的かなと思ってさ♪」
愛里「あ、噂消すため?」
春人「このあと暇だったら、映画行かない?」
愛里「え、そこまでしてくれなくても…」
春人「お前が好きな刑事ものやってるのに」
愛里「もう始まってたんだ、一緒に行ってくれるの?」
春人「そのつもりで来たんだから」
ショッピングモールの映画館で二人で…
寄り添いながら、映画を見る
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