湖都子のポエム

2人の気持ちが繋がるように…


2人で出かけて
うれしくて、舞い上がってた
ウキウキ気分で

彼女になってくれたんだと実感して
まわりのことが見えなくなっていたんだ

力強く、抱きしめて
息が止まりそうなほど強く…
胸に押し付ける

腕の中で見上げるキミ
めまいしそうなほどかわいい
ひとつひとつが煌めく
何もかもがまぶしい

今日を忘れない
痛みも全て…
キミがいるだけで幸せなんだ
離れていかないで

2人の気持ちが繋がるように…
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デートに出かけて、ウキウキしてる春人

アイツが声かけてきた
嫌な予感はしてたんだ…
そっけなく話しても
アイツが愛里のことをいろいろ言って
涙目で愛里が走って行ってしまった

「ふざけんな」アイツを睨みつけ
愛里を追いかける
カフェを出て少しいったところで見つけた

愛里を力強く抱きしめて
春人「一人で泣くな」
愛里「私のせいで、ゴメンね」
自分のせいで、俺が嫌な思いしたと思って泣いていたのか…やっぱり愛里は優しい
耳元でささやくように
「もう、離さないよ。俺から離れていくな」

2人の気持ちが繋がるように…
唇を重ねて
息が止まりそうなほど強く抱きしめて
「好きだよ」とささやくように言う
真っ赤な顔をして、ハニカミながら
胸に顔を押し付け

見ていたアイツが、友達と走り去っていく

愛里「こんな所で恥ずかしい」
春人「アイツらに見せたかったんだ」
あの子たちがいなくなったことに気づいた愛里
愛里「あの子たちは?」
春人「いなくなったよ、あんなやつの言葉なんか気にするな」




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