湖都子のポエム

孤独…


好きな人ができて、一緒になって
幸せな生活…のはずなのに
孤独を感じていた
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春人の父親を好きになって結婚して
年が離れていて、バツイチで子持ち
それでも、幸せになれると信じていた

結婚して、一緒に住むと思っていた春人は1人暮らしを始めた
お母さんとも言ってもらえない
月に一度、春人に会いに行くのは、父親だけ
嫌われていると思っていた

春人の父親が昔話を始めた
忘れられない人の話…
前の奥さんだと思っていたのに、違う人だった
そして、春人の女性不信の理由、お母さんって呼んでもらえない理由を聞いた

そして、愛里ちゃんのお母さんのことは忘れられないけど、それはあの頃とは違うんだ
春人のために動いただけで、あの2人にこんなことで別れてほしくなかっただけだから

「言ったことなかったけど、愛してるよ」
と、抱きしめられ…

今まで感じていた孤独が消えていく
愛されていたんだ










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