恋愛日記




彼が席についた後

ドキドキと鳴る心臓を抑えて
隣をちらっとみると明るい髪色が視界に広がる。


入学早々友達も出来て、

先輩だと思っていたその人と同じクラス

しかも

席が隣だなんて……。
ついているかもしれない。


朝にみた笑顔を思い出し
また、笑ってくれないかなぁ……

なんて考えていると
さらにドキドキと心臓が音を立ててなり始める

私はそれを無理矢理しまい込み先生の話に集中した。


いったん、ホームルームが終わり、

朝の出来ごとを中学の頃から仲のいい友達に話した。

すると、

「チャンスじゃん!

話しかけるべきだよ!!」

と肩を揺らして言われた。



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