恋愛日記


その仕草も、もう当たり前になっていた。

電車に揺られ、20分くらいたつと、目的地の駅に着いた。

日曜日だったこともあり、そこで降りる人の数はすごい。

ドンー、っと人とぶつかり、よろけそうになるのを彼は支えてくれた。

「っぶねぇ、大丈夫か?」

「うん……」

かっこいいな。
なんて普段は思っても口には出さないけれど

今日は思った事全部彼に伝えるって決めたから

私は小さな声で言ってみた。

そしたら、彼は「お、おう……」

って言いながらそっぽを向いた。

照れてる……。

そんな彼の横顔を見て楽しんでいると、遊園地についた。




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