恋愛日記
キラキラと光る指輪。
それを見て、私の目から涙があふれ出した。
彼が一生懸命働いて買ってくれた指輪
それを不本意だったとしても、突き返してしまった自分いたのは事実で
もう戻ってくることはないって思ってた。
「もう一度、付けてくれるか?」
それなのに、そうやって言ってくれる彼に
私はぽろぽろと涙を流しながら頷いた。
また、この指輪を付けることが出来るんだ。
彼との誓いの指輪を。
手を差し出すと彼がすっと私の指にはめてくれる。
戻って来た指輪が私の指で光っているのを見て
また、涙をこぼした。