極上☆ラブパワー
いけない
会議中だった…
「あー…いや、この企画はボツだ」
「…さっきは採用だって言ってたじゃないですか」
「えっ?そうだったか?じゃあ採用だ」
「社長、なんか変ですよ?」
明らかに疑いの眼差しが僕を突き刺す
…まったく、どういうものか
「あはは、そんなことはない。じゃあ蛯名秘書」
「はい?」
僕は蛯名秘書を呼び寄せて小さく囁いた
「1つ頼みがある」
こいつはいつでも僕の味方だからな
僕の提案に、蛯名秘書は期待を含めた笑みを返した