極上☆ラブパワー
「莉桜、莉桜――!」
あれからすぐに森に車を走らせた
夜はどこもかしこも真っ暗で嫌になる
それでも何より莉桜が心配で、無我夢中で森に向かって走った
車を降りても息が苦しくなって仕方ない
どうしたらいい
僕はどうしたらいいんだ
進んでも進んでも続くのは森
莉桜の姿はどこにも見当たらない
そういえばさっき僕に話しかけた男の声――どこかで聞いたことあるような…
ふと地面を見ると、見慣れたもの――莉桜の携帯が落ちていた