極上☆ラブパワー




「…本当にびっくりしたよ」


「……すいません」



紅茶を運んで来てくれたカイトさんに頭を下げる



「いきなり泣きながら電話してきたファンは、君が初めてだ」


「ほ、本当にすいません…」



あれからあたしは無我夢中でカイトさんに電話を掛けて、何とか自分達の状況を説明した



そしたらすぐに駆けつけてくれて、皐雅さんを自宅まで運んでくれたんだ



「でも、どうしてあんな森の中に?あいつが自分から行くはずないのに」



カイトさんが隣に腰を下ろした





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