極上☆ラブパワー



正確には、2年間で1度も連絡をとってない


それでもあたしは、誰にも目をくれることなく日々を過ごしてきた



―――ピリリリッ



シェアハウスの玄関の扉を開けようとして、


見知らぬ番号からの電話をあたしは無意識に取った




「……もしもし?」


『大変だ、莉桜…』


「皐雅、さん?」



懐かしい声に胸がときめいた




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