極上☆ラブパワー



そんなの、ヒドいよ…


気づいたら涙が流れて、頬を伝って床に落ちた



よかった、誰もいなくて


こんな姿、見せられないもの



「……そう、なんだ」


『どうして泣いてるんだ?』


「え?」



泣いてるのを悟られないようにしたのに、どうしてバレてるの?



『泣いたら、可愛くなくなるぞ』


「えっ―――…」




電話越しじゃなくて、実際に耳に届いた笑い声に顔を上げた




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