悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇


「優ー、帰ろう!」




「うん!」




クラスが別れてもいつも椎ちゃんと帰っている。




「そういえば志望校決めた?」




「うん、天宮高校受けようと思う。」




「………」




「月本さん?」




「優、大丈夫?
熱でもあるんじゃない?」




そう言ってすっと私のおでこに手を置く椎ちゃん。




< 142 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop