それだけ ~先生が好き~
「嘘・・・」
私はひとり、小さな声でつぶやいた。
紙から目を逸らせない。
『以下の結果となりました。
普通科 合格 』
たくさんの挨拶の下に書かれていた、その文字を何度も確認する。
合・・・格・・・??
え・・・私・・・が?
合格?
合格って・・・
受かったってこと、だよね。
えぇ・・・
嘘・・・
嘘ーーーー!!!
私、合格したんだ!!
しかも、前期で・・・!!!
やったーーーーーー!!!