アオ×ソラ2~music is special!!~

「亜緒にはわかんないよ。
俺の大変さ。」

ぷいっとそっぽを向いた真瞬君。

あたしから何を言っても無駄。

そう感じた。

「もういいよ、真瞬君。
あたし、今日は帰らないから。」

『は!?』

全員がわけがわからないというふうに声を上げた。

「ソラ君。
真瞬君が頭冷やすまで泊めてよ。」

「や、オレはいいけど…。
マッシュ、あのさ…。」

戸惑いながらも真瞬君の背中にソラ君は声を投げた。

「あー、もう勝手にしろよ。」

…ますます腹立つ…。

なんなの、それ。
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