【完】お嬢さまの執事様









「、、、ま、、こと、、さん?」






私が真琴さんの腕を
掴もうとした時、







「、、、ごめん、、、。
桜さん、、、今は、、、、
1人にしといてくれないかな?
、、、、ごめんね?
痛かったよね、、、、。」








そう言って私の手首に
巻いてあったロープを
ほどいてくれた。










「まこと、、、さっっ」









「行くぞ、、。」








「隼、、、でも、、、
真琴さんが、、、ッッ。」









「、、、、、。」









泣いている真琴さんを
部屋に1人残し、、、、





私は今隼に手を引かれ、、
柊家の屋敷の廊下を歩いている、、、。









隼は相変わらず、、、
冷たい目をしてる、、、、。











隼、、、?




今、、、、何考えてるの、、、?









私の事、、、、嫌いなくせに、、、、
冷めたくせに、、、、




優しく手、引かないで、、、?








私、、、これ以上隼に
優しくされたら、、、






心が壊れちゃうよ、、、。














< 131 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop