【完】お嬢さまの執事様




そんなことを考えていると、、



「桜さん??弟と知り合い?」


そう言って、不思議そうな顔を
して聞いてくる真琴さん。


「え、いや、あの、、
知り合いかなと思ったんですけど
間違えちゃったみたいです、、、」



、、、、すみません。真琴さん。

嘘です、、、



「そうなんだ。大丈夫?桜さん。
弟がごめんね?
いつも、あんな感じなんだ。」




そう言って真琴さんは、
初めて会った時に見せた、、




あの、悲しくて、泣いてしまいそうな
そんな顔をしていた、、






< 73 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop