teddy bear






ー…カーテンの隙間から差し込む光で、あたしは目を覚ました。


「……んー…」


ゆっくりと起き上がって、伸びをする。





腕を下ろすと、手になにか、柔らかくふかふかした感触を覚えた。

なにかと思い、視線を向けると………





「……え、これ………っ」



枕元に、昨日透也と街に出かけた時に行ったテディベアの店の、1番上に置いてあった大きなテディベアがあった。

あたしが意地悪したくて無理言った、あの大きなテディベア。



どうしてこれが………?






…透也………?


しかし、隣にいるはずの透也の姿はなく、引っ張り出された椅子も綺麗に元の位置に戻っていた。





……リビングかな?

あたしはテディベアを抱えて、リビングに向かった。



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