7人のメガネ男子にごちゅーい!
第四章

体育祭の準備は大変だっ!!

勉強会が始まって、1ヶ月ちょっと経った位。今日は、テストが返ってくる日。それと、夏休みちょっと前の体育祭の準備を生徒会室でする日。

「はい、中山ー」

一番苦手な教科。社会のテストが返ってきた。去年の最高得点は、50点丁度。最悪得点は、40点後半。ギリギリ3だった……。

「あっ、ああありがとうごさいます……」

ソロッと、点数の所を見る。えっと、91点か……。………はっ、はぁぁぁあぁ?!

「きゅ、きゅ、きゅ、91点??!!」

ん?ん?ん?ん?16点の見間違い……?

「あっ、藍……。私、幻覚見てるのかも……。テストの点数、91点に見えちゃったよ……」

私は、藍に私のテストをピラッと見せる。

「えっ?…ちゃんと、91点だよ」

「いやだなー。嘘言わないでよー」

「いや、本当に……」

「……………」

私は、恐る恐るテストの点数を見る。……やっぱり、91点だ……。

「凄いね。優花」

「ぅう……。藍ー!ありがとうー!」

私は、泣きながら藍に抱き付く。椅子に座ってた藍はバランスを崩して倒れる。

「ぁいたたた……」

「大丈夫?優花…」

藍は、私の事をちゃんと受け止めてくれて私が受ける痛みは少なくなった。私の目の前には、藍の顔がある。

「ぅん。大丈夫…。藍こそ、大丈夫?」

「大丈夫…だよ…」

藍はニコッと笑って、チュッと私の唇と重ねた。

「…………?!」

「ご褒美だよ。おめでとう、優花」

「ぁっ、ありがとう……」

「いーえ」

藍は、私から離れると私に手を差し出す。私は、その手を握って立つ。

キーンコーンカーンコーン

今日、最後の授業終了のチャイムが鳴る。

「あっ!今日って、体育さっ…」

藍に口を塞がれる。えっ?何…?

「シッー。僕達が、生徒会委員だって事バレたらダメなんだよ……」

「ご、ごにぇん……」

「ふふっ……。じゃあ、生徒会室行こうか……」

「うん!」

体育祭……。運動は苦手だけど……。皆で、協力するようなイベントは大好き!だって、絆が深まるし!勝っても、負けても思い出に残る。

「僕達、同じ組になれると良いね」

「そうだね。…出来れば、皆同じ組になれると嬉しいな……」

「でも、赤組。青組。黄組。白組。と、4つの組がある。だから、生徒会委員の皆が同じ組になれるという可能性は、少ないんだ……」

「そうだよね…。でも、敵でも味方でも、楽しめそうだね!」

「まぁ、そうだね……」

「今年は、誰と組一緒になるのかな…。楽しみだな!藍も、楽しみでしょ?」

「まぁね。優花となれたらの話だけど」

藍は、鞄に教科書を入れてから肩に掛けて、行こうと、言った。

私は、うんと、言って教室を出て生徒会室に向かった。
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