~時代を超えた恋~
ドドドドドトドドドドドドドトドド

スッパァーン

「はあっはあっはぁっ…」

「な…んで?」

目の前にいるのは今一番会いたくない人

沖田さんだった。

「なんで…泣いてるんですか?」

「な…いてなんて…」

「嘘つかないでください!」

「うっ………」

「もう、心配したじゃないですか…」

心配してくれたんですか?

「どうして…いるんですか?」

「山崎さんに言われたんです。さぁやさんが泣いてるって」

「山…崎さん…が?」

ふと隣を見るとニヤッとお父さんが

笑って

「俺は用があるから…」

と言ってどこかへ行ってしまった…
< 141 / 184 >

この作品をシェア

pagetop