~時代を超えた恋~
「刀がお主を選んだんじゃな」

「えっ?」

「おぉ、失礼、わしはここの店主だ。
その刀は妖刀でな、だれも鞘から刀を抜けんかったんじゃ、悪い奴は重くてもてんかった。」

「刀が私を選んだ……」

「で、どうする?」

「え?」

「その刀は妖刀じゃが…」

「いえ、これにします」

「そうか…その刀の名は桜華じゃ大切にな。」

「桜華………?」

「さぁやさんの名字と似てますね」

「そうです…ね。」

「あ、お代金は……」

そう言うと店主?さんは

「いいよ、お代なんて、その刀を大切にしてくれるなら。」

「はい、ありがとうございます」
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